テーピングに関する情報、その方法と効果

ボウリングでのテーピングの効果

ボウリングは、とても健康的なスポーツで、しかも誰もが手軽に参加できるスポーツです。
また、全身を使うので、新陳代謝を活発にして血行を良くし、糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。
さらに、膝の屈伸運動によって、足腰を強化します。
それは、年配の方に多い転倒事故の防止にもつながります。
そして、ボウリングは屋内スポーツですから、気候に関係なく、いつでも楽しむことができます。
真夏の熱射病や雨の心配がある屋外のスポーツに比べて、安心で安全なスポーツなのです。

ボウリングでは、テーピングは欠かすことができません。
その目的は、指のケガ防止と保護、そして、指穴サイズ調整です。
テーピングは、指が痛いときや、爪がひっかかってやりにくいとき、ボールの穴が指に合わないときなどに行います。
親指の穴の大きさを調節するために、ボールの穴の中にテープを貼ることもあります。
また、指抜けをスムーズにするためにも、穴の中に貼ります。
ボールの指穴に貼るときは、次のことに注意してください。
親指の腹側には摩擦力のあるテープを使用してください。
逆に親指の背側には、親指を抜けやすくするために、摩擦の少ないテープを使用してください。
これを間違えてしまうと、指が穴から抜けにくくなってしまします。

ボウリングでのテーピングは、その目的や巻く指によって、巻き方も使用するテープもさまざまです。
より効果的な巻き方を知って、ボウリングを楽しく長い間続けられるようにしましょう。

野球肩について

野球肩とは、ボールを投げる時、肩が痛くて思い通りに投げられなくなる状態をいいます。
野球肩には、「リトルリーグ肩」と呼ばれるものがあります。
これは、骨がまだ十分な硬さをもっていない、小学校高学年から中学生にかけての発育期に、投球を繰り返すことで起こります。

野球肩は、野球をしている人ばかりに起こるわけではありません。
投げる競技やラケットを使う競技に多くみられます。
その原因は、悪いフォームで投球したり、筋力の不足が考えられます。
だから、野球肩にならないようにするには、まず体力作りが大切です。

野球肩の治療の方法で、手術をすることはほとんどありません。
しかし、適切な治療をしないで、そのまま放置しておくと、上腕骨が変形してしまうことがあります。
治療は専門医の指示どおり行うことが大切です。

基本的な治療方法は、安静にすることです。
症状が軽い場合は、練習の内容を見直し、肩に負担がかからないように変更することで、治る可能性もあります。
また、練習後にアイシングを行うことは効果的です。
腕をテーピングなどで固定するのも有効です。
テーピングは、医師や専門家の指導を受けて、正しく行うようにしてください。
間違った、貼り方では効果がでません。

練習前後はストレッチやアイシングを行い、筋力強化に心がけ、フォームのチェックをすることが、肩の故障を予防するのに役立ちます。
もし、子供達が野球肩になってしまったのなら、肩を安静にするために、投球を禁止して治療させるようにしましょう。

かんたんテーピングについて

ニトリート「かんたん」テーピングシリーズは、スポーツを長く楽しみたい一般の人を対象にした、関節を簡単にサポートするテーピングです。
「あしくびかんたん」は、登山やマラソン、サッカーやバレーボールなどのスポーツを楽しむ人を対象に、ケガの予防と技術の向上を目的として、簡単に貼ることができるスポーツテープです。

これまでのテーピングは装着手順が難しく、テーピングの専門的な知識のない人が装着することはなかなか困難でした。
しかし、この製品は一人で簡単に装着できるのです。
また、足首の関節が安定することにより、運動する際、足首に負担がかかりにくくなります。
また、足首をひねることも予防できます。

「あしくびかんたん」を貼ることで、足首を安定させ、足のアーチをサポートしています。
特に長時間走ったり、歩いたりするスポーツにとって、アーチは重要で大切な箇所です。
なぜなら、アーチは地面との衝撃を和らげるので、それにより強く蹴ることができるからです。
走っているときや歩いているときに、繰り返し伸張ストレスが加わると、アーチを形成している筋肉や靭帯に負担がかかってしまいます。
そして、疲労が蓄積され、アーチを保持することができなくなり、アーチがつぶれた状態になってしまいます。
これは、いわゆる偏平足、回内足の状態です。
この状態になるとアーチで衝撃が吸収されません。
そのため、かかとや土踏まずから、アキレス腱、ふくらはぎの筋肉、さらには膝の関節へ衝撃が伝わり、弱っている部分が痛み出すのです。

「あしくびかんたん」は、足底アーチを形成し、維持するのを補助することで、足首周辺の痛みを軽くし、強い蹴りを実現させます。
同時に、足首をしっかりサポートすることで、ケガも予防します。
このように「あしくびかんたん」を貼ることで、素晴らしい効果をもたらすことができるのです。

膝通と正座について

何もしていないのに膝に痛みや腫れが出てくるのは、日本の生活習慣が影響しています。
正座をすることが多い日本人は、膝を痛めやすいのです。

日本では、正座をすることが礼儀作法のひとつで、当たり前のようにやっています。
そのことが、日本人に膝痛で悩む人が多い要因になっています。
痛くても人前では礼儀として、無理に正座をしてしまう人が多いようです。
これは、膝痛を悪化させる原因になります。
お風呂の中では、浮力があるからという考えで練習する人がいますが、これもまた腫れと痛みを増大させてしまいます。

膝痛で注意することはいくつかあります。
膝が痛む人は、正座をすることが膝痛をさらに悪化させてしまう原因になります。
正座だけでなく、横座りやお尻の下にまくらを入れたとしても、腫れや痛みを増大させてしまいます。
また、しゃがんだ姿勢も良くありません。

膝の痛みと腫れを軽くするためには、まずアイシングを行います。
痛い場所を局所的にアイシングすることは、組織の回復を早めるのに効果的な治療です。
そして、患部の安静保持のためにテーピングなどを行います。
膝痛のためには、膝関節をしっかり支えるテーピングやサポーター等を適切に選び使用しましょう。
筋肉が回復すれば、サポーターは使わなくてもよいです。

膝痛の人は、膝周辺の筋肉や足の関節、また股関節などまでが硬くなっているので、それらの運動性が落ちてしまっています。
だから、膝関節の運動を集中的に行おうとしないで、股関節や足関節の運動から軽く行うようにしましょう。

打撲について

スポーツや日常生活の中で、転んだり、物にぶつかったりすることで、打撲を起こすことは良くあることだと思います。
「打撲なんてたいしたことない」と無理をしてしまうかもしれません。しかし、それを悪化させてしまうと、骨折のような痛みと腫れが生じるようになります。
下肢に打撲が起こった後、歩き回ったりすると患部に負荷がかかり、さらに炎症が強まり、腫れと痛みが増してしまいます。
そのため、患部を安静させるために、歩き回るのはやめましょう。

また、打撲した下肢の筋肉などに負荷をかけないよう、正座やしゃがんだ姿勢をしないように注意しましょう。
これらの姿勢をすることで、炎症をさらに悪化させてしまいます。
上肢の打撲の場合でも同じです。
決して無理をして使ってはいけません。
そして、患部の安静をはかることが大切です。
また、患部に体重をかけないために、杖などを使うことも有効です。
体重にかかる負荷を、最小限にとどめることができるでしょう。
また、打撲したところを揉んではいけません。

打撲の応急処置としては、まずアイシングを行います。
それにより、痛みと腫れが軽減されます。
そしてテーピングなどにより固定を行います。
テーピングの目的は、筋肉の緊張をゆるめ、筋付着部にかかる負担を少なくするためです。
テーピングをすることで痛みが治まったと、そのまま続けるのはあまり良くありません。
痛みがあるのなら、まず病院へ行って医師と相談してください。

打撲の場合でも他のケガでもそうですが、患部に負荷をかけないことが重要です。
打撲の場合、どうしてもあまり痛まないからといって、打撲したことも忘れて、無理に使ってしまいがちです。
しかし、後になって痛みや腫れが悪化してしまうことが多いので、決して放っておいてはいけません。

踵骨骨端炎について

踵骨骨端炎とは、踵骨骨端部、つまり、かかとの軟骨の部分が炎症を起こして、痛みを起こす疾患です。
これは、ジャンプや走ることで、かかとに負担がかかると起こりやすくなります。
また、踵骨骨端炎は、打撲をきっかけに発祥することがあるようです。
踵骨骨端炎は、運動不足の人や立ち仕事が多い人に、比較的起こりやすいようです。

かかとが痛む人は、正座をすることや、しゃがんだ姿勢をしないように注意しましょう。
このような姿勢は、筋肉に過度に負荷がかかっています。
そのため、痛みを増大してしまい、症状を悪化させてしまう原因になります。
また、階段の昇り降りも、炎症を悪化させてしまう可能性があります。

踵骨骨端炎の治療は、まず、アイシングを行います。
それにより、痛みと腫れを軽減します。
そして、患部の安静保持のためには、テーピングによる固定が効果的です。
テーピングの巻き方は、医師や専門家などに相談して、正しく行いましょう。
正しいテーピングの巻き方で行わないと、効果が出ません。
また、杖などを使い、患部に体重がかからないように注意することも大切です。

痛みが軽くなっても、急に走ったり、早歩きをするとまた負傷してしまうかもしれないので注意が必要です。
かかとの部分には、なるべくクッション材を敷き、衝撃をおさえるようにしてください。
そして、体重をかけないよう注意しながら、足関節、膝関節、股関節の運動を行いましょう。
腫れや痛みの強い場合は、必ず早めの受診をお勧めします。
軽く考えてそのままにし、悪化させてしまうケースが多いからです。

半月板損傷について

膝の半月板は内側と外側にあります。
その役割としては、スムーズに膝関節の動きを補助します。
また、歩いたり、ジャンプしたりする際に、膝関節にかかる衝撃を吸収する働きがあります。

半月板損傷は、膝を強制的にひねった場合や、側方から強い力を加えられた場合などに多く発生します。
内側の半月板を損傷する割合が高いようです。

膝半月板を損傷したときの症状は、急性の場合は膝関節の痛みや腫れが生じます。
時には、膝関節がロッキングしてしまい、膝が伸ばせなくなったり、歩くのが困難になります。
慢性化すると、変形性膝関節症の原因ともなります。

まずは、専門医の診断を受け、適切な検査を受けることが必要です。
絶対に、自己判断で済ませないようしましょう。
ロッキングがみられない場合は、保存的治療で症状が軽くなるでしょう。
また軽症であれば、テーピングなどによる補助補強をし、痛みを軽減させるためのリハビリテーションを行います。

半月板を損傷した人は、歩いたり走ったりする時には、テーピングやサポーターを着用しましょう。
そして、しゃがんだり、膝をつくような動作を、できるだけ避けるようにしてください。
そのような努力が痛みを軽減し、軽い運動もできるようになるのです。
また、自宅でもリハビリをするように心がけましょう。
そして、運動をする際は、その活動レベルを下げることで、膝の症状はさらに軽くなります。
必ず適切な治療を受けることが大切なのです。

ACLについて

ACL(前十字靭帯:anterior cruciate ligament)とは、膝の中に存在する靭帯です。
ACLは大腿骨(ももの骨)と脛骨(すねの骨)とをつないでいます。
その役割は、大腿骨に対して脛骨が前の方へずれるのを防いだり、脛骨が回るのを防いでいます。
人が活発に運動するためには、ACLは不可欠な靭帯なのです。

ACLなどの靭帯は骨と骨をつなぎ、骨同士が機械的にずれてしまうのを防いでいます。
それ以上に靭帯のすごいところは、センサーとしての画期的な機能があることです。
ACLの中には、メカノレセプターと呼ばれる、センサーの役目をしている器官があります。
それにより、膝は現在の運動の方向、速度、力、そして加わっている圧力などの情報を脳に送ります。
そしてその情報をもとに、脳は次の運動を適切に行えるようにし、人間の活動をより効率的なものにします。

全速力で走っている途中に、急に方向を変えようとしたら、膝に激しい痛みを感じたことはありませんか?
そのようなときは、ACLを損傷している可能性があります。
ケガをしてしまったら、すぐにスポーツをやめてください。
そして、テーピングの心得のある人に、回旋の制限と脛骨が前方にずれるのとを防ぐために、テーピングで患部を固定してもらいます。
そして、リハビリを行います。

しかし、これらの治療をしても不安な場合や、膝の関節機能の悪化を予防したい場合には、手術を行います。
ACL損傷してから、スポーツに復帰するには、筋力トレーニングや機能トレーニングを行う、保存療法で復帰する場合もありますが、一般的には手術療法の適応が進められます。

テーピングの仕方

テーピングを行うときは、その目的が大切です。
それは、同じ部位に巻くとしても、ケガの症状や目的によってテーピングの仕方が変わってくるからです。

テーピングは、突き指や捻挫のための予防に用いられている場合もありますが、日本では再発予防として用いられる場合がほとんどです。
また、一度損傷したことで不安感がある場合や、また再発する恐れがある場合にもテーピングを行います。
医師が治療する際、ケガをした部位を固定するためにも行います。
これは、スポーツをするためではありません。
さらに、早期復帰に向けてのリハビリを行う上で、損傷した部位にストレスが加わり過ぎないようテーピングを行うこともあります。

テーピングをする際に注意することは、まず、使用するテープは目的や部位に合ったものを選ぶことです。
そして、関節の角度を目的に合うように設定し、一定の力で巻いていきます。
また、循環障害や神経を圧迫しないように、きつく巻き過ぎないように注意してください。

大切なことは、テーピングに頼り過ぎてはいけないことです。
テーピングは、ケガの予防やその再発防止のために、利にかなった完璧な治療方法とはいえません。
テーピングをする前に、まず、筋肉トレーニングや柔軟性を高めるためのストレッチを行うことが重要なのです。
そして、テーピングはその補助として活用することが望ましいです。
また、間違ったやり方のテーピングで、逆に関節を痛めることもあるので注意が必要です。

テーピングで肉離れの予防

肉離れは、よく耳にする言葉ですが、それがどのような症状なのかを具体的にわかる人は少ないかもしれません。
肉離れとは、走ったりスポーツをしているときに、急激に筋肉が収縮すると、筋繊維が断裂したり、筋膜の一部が損なわれることから起こります。
そして、痛みや腫れを生じ、運動障害を引き起こす疾患なのです。

肉離れの症状は、筋肉に損傷がほとんどない軽度のものから、筋繊維が部分的に断裂する中程度のもの、そして、筋肉が部分断裂してしまう重度のものに分けられます。
軽度の場合は、すぐに痛みは治まります。
中程度は、痛みとともに腫れも生じます。
重度では、激痛のため自分で歩くことはできなくなり、腫れとともに内出血も起こります。

肉離れの予防と、負担を軽減するためには、テーピングを行うのが良いでしょう。
肉離れに限らず、一度捻挫や靭帯を損傷したりすると、その損傷部位は、再発の危険性がとても高くなります。
テーピングは、そのようなケガや肉離れ等の再発を防止するために、行われるのがほとんどです。
さらに、テ−ピングを行うことにより、再発の不安をいくらかでも軽減できることは、精神的にも大きなメリットです。

肉離れやケガが軽い場合、損傷したところをテーピングで保護したり、固定することで、痛みの軽減につながり、動けるようになったりする場合が多いです。
しかし、この場合は応急処置ですので、絶対に無理をしないことが大切です。

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